Jul 24, 2020

コンクールが近づいてきましたね

蒸し暑い日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

気がつくと7月も終わりに近づいておりまして
8月には3年に一度の全日本最優秀ソムリエコンクールが開催されます。

この3年に一度っていうのがなかなかに曲者で
もしもコンクールが“毎月”行われていたとしたら!?

まあ、当然あまり緊張することもなく、
普段通りの 実力を出していけるでしょう。
「今回駄目でも来月もあるし」みたいな余裕も出せますが

3年に一度だけ!
というプレッシャーは自分では気づかなくても
自然と体は反応してしまうものなので
それが
かなり当日のコンディションに影響してくるんですね

テンションは上げながらも、冷静に振る舞い、
出題のポイントを探って、それに合わせた解答をできるだけ速く!導く!!

と、いうのは経験を重ねると有利にはなりますが
まあ、なかなかにコンクールには残酷な一面もあり
回数を重ねてくると落ち着きは増すけれど
ひらめきは減ってしまうものなのか
ワインコメントに使う単語や料理合わせのパターンも
「よし、これを得意技にしよう」と準備に念を入れ、
用意周到なあまり 
「またワインとの相性に柚子使ってるね」みたいな、、

(コンクール慣れ と言われてしまうものですね)
そのため“新鮮な表現力を持った選手“ほどには点数が伸びなかったりと

楽器演奏のコンクールにもこれと同じ表現があるそうですが
人生とコンクールは、なかなかうまくはいかないものですね。

私自身もコンクール出場は、毎回楽しみにしてはいましたが
実際に壇上に上がっての、ブラインドのコメントの際に
グラスを持つ手が震えるのを見て、そこから緊張感が増してしまったり
筆記試験の際に
ミラベル mirabelle ていう“なんてことのない単語”が出てこなかったり
(終了です!と言われた途端に思い出す、、、)

コンクールの結果とマクシの売り上げというものは
なかなか思うようにはいかないなーと
見に染みております。

今回はコロナの影響もあり
日程が順延になりましたが、
この時間を有効に使えることができたのか
「ついほっとしてしまって、どうしましょう、、」になったのか

8月の3日、4日に
また新しい才能に出会える事を、すごく楽しみにしています。

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