Dec 5, 2018

生牡蠣とソーテルヌ クラシック?

謎に暖かい日が続いておりますが
烏賊が →如何お過ごしでしょうか?

さて先日 ソーテルヌに行った際に
お昼に生牡蠣を食べる機会がありまして
「生牡蠣とソーテルヌは合うのかな?」
と、日本ではいろいろと試してきましたが
現地では?本場では?この空気の中では!?(ちょっとしつこいか、、、)
日本とは違った結果を生み出すのかな?
と試してみました。

「すごい量食べたね!」
と言われそうですが これで4名分くらいですのでご心配なく?

今回特別に合わせたのはこのレストランを経営しております
Ch.Guiraud です

自然環境にも気を使い
サステイナブル Sustainableな考えを元にワイナリーの運営を行っているそうです

鳥や小動物が住める環境を作っている、との説明あり。

まずは、何も足さずに
そのまま、生牡蠣とCh.Guiraut との相性を試したり

牡蠣に直接Guiraudを少量かけてみたり
少し胡椒をかけて牡蠣とSauternesのお互いの反応をみたり
オリーブオイルを足してみたり、と
様々に試してみました。

基本、牡蠣とch.Guiraudは、貴腐ワインの心地よい酸味が
長く口中に残るので
元から相性は悪くないですね。
それっぽく言うと「ありだね〜」「そだねー」
といったところでしょうか。

今回特に
個人的に”いいなぁ”と
それぞれ単体で食べるよりも、
牡蠣とワインとがより美味しく感じられたのは、

牡蠣に白胡椒をほんの少しガリガリとかけてから
合わせる食べ方で
舌の上に乗っかってくる牡蠣との間に、
白胡椒がスペースを作ってくれる感じになるのか
そこにソーテルヌが忍び込み
後味まで残る生牡蠣の塩味や旨味を
貴腐の持つ独特の粘性が
ゆっくりと
支えてくれてとても美味しかったですね。

マクシヴァンでも
今月のメニューでは
火を通してプリプリに仕上げた美味しい牡蠣に
たっぷりの昆布から取りました出汁と、
牡蠣の旨味を合わせたジュレをそっと流しかけ
そこにキャビアを添えまして、
美味しい海の幸を再構築しています。

さて今日は何を合わせて行きましょう!

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