モンマルトル
モンマルトルの丘に昔からブドウ畑があって、という知識はあったのですが、実はパリに住んでいたころには行ったことがなくて、その当時所属していたパリのソムリエ協会で、「来週はモンマルトルのぶどうの収穫だから時間のある人はいませんか?」みたいな参加募集をしているのを聞いた覚えがあります。「ふ―んあんなところにブドウ畑があるんだなー、どんな味がするんだろう?」と感心はしたものの、住んでいた場所からは少し距離があることもあり(メトロの乗換えが少し面倒)それからもモンマルトルに行くことがあってもブドウ畑には、結局訪れることもないままに現在に至っています。
最近ではといってももう何年も過ぎていますが、映画のアメリ(個人的には“アムリ”)が 日本で上映された事で、急に強くあのあたりを思い出さしてくれました。
細かい通りがあちこちにあり、メトロの駅から出るとすぐいろいろなお店が並ぶ商店街っぽい感じで、人種も様々にいろんなものが“混ざっているなー”という印象を受けました。
少し寒くなってきた今日この頃、モンマルトルのカフェのカウンターで、鼻の奥にツーんときて涙の出そうな感じの「いったいこれはいつ開けたの?」みたいなカルバドスを頼んでは一気に飲み干し、続いて「香りや泡だちなど考えたこともありません!」みたいな“ゆるい感じ”の粉っぽさが舌に長く残るエスプレッソを飲んで、少しからだが暖まってから、あのあたりをゆっくりと散策してみたいナーとそんな思いがします。
